岩手県の小さな村を大津波から救った「石碑」海外でも話題│フェレットとの暮らし2

岩手県の小さな村を大津波から救った「石碑」海外でも話題

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岩手県の小さな村を大津波から救った「石碑」海外でも話題

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岩手県宮古市の姉吉地区にある、大津浪記念碑。東日本大震災が引き起こした大津波は、この石碑の50メートル手前で止まり、この地に暮らす11世帯34名の人々の命を救いました。この奇跡は、海外でも紹介され「魔法の石碑」として話題になっています。

78年前に建設された大きさ約1.5メートルのこの石碑には、先人から将来の世代への警告が刻まれており、これまでも津波の度に人々の命を救ってきました。


「高き住居は児孫の和楽/想(おも)へ惨禍の大津浪/此処(ここ)より下に家を建てるな/明治二十九年にも、昭和八年にも津浪は此処まで来て/部落は全滅し、生存者、僅かに前に二人後に四人のみ/幾歳(いくとし)経るとも要心あれ」

石碑に記された「ここより下に家を建てるな」という言葉は、住民が過去2度も経験した大津波の悲劇をもうこの先味わってほしくないという思いが込められています。

この地域には、ほかにも津波にちなんだ地名が幾つも残されています。波が分け入って来たことに由来している、「浪分(なみわけ)」という地域。そして、津波による災害の生存者が集まった谷という意味の、南三陸町にある「残谷(のこりや)」。多くの村が、津波と共に生き抜いてきたのです。

これらの奇跡に対し、海外のネットユーザーからは「信じられない」「先祖の声をずっと信じ続けるのは偉い」「世界中のほかの地域も見習うべき」との声が寄せられています。

余震は今なお続いており、再び津波が起きる可能性もゼロではありません。また、今すぐの被害はなくとも、今後数十年の間に同じことが起こるともいわれています。その際に私たちは、先祖の教えを生かし、教訓にして、二度と悲劇を繰り返さないようにする努力をしなければなりません。大津浪石碑による姉吉地区の幸運が、それを証明しています。

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